プレスリリースのやりかた

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「中小規模事業者・個人でもできるプレスリリース」の解説記事です。

※本記事は暗号通貨に限らず、一般的なプレスリリースの方法を記しています

この記事を作ったきっかけ

製品やサービスを作ったものの、どう広めればいいものか?

バズり待ちのSNSではバクチだし、広告宣伝費をかけるにも予算が取れない。

こういった事情で報せる、という行為にジレンマを感じている方も多いかと思います。

暗号通貨界隈は、個人の技術者も多く、サービス公開にあたってきっといつか役立つかと思います。

※本記事で公開している内容および資料の無断転載と商用利用は禁止です

(自社・自身でプレスリリースをする際にお役だてするには一向に構いません)

めんどくせえ!と思った方、是非お仕事ください。

目 次

—概  要—

  1. そもそもプレスリリースとは
  2. 送付手段
  3. プレスリリースのメリット
  4. プレスリリース代行会社のハードルと効果
  5. プレスリリースの掲載要件
  6. メディアの構造解説
  7. 段取り

—実  践—

  1. 素材・ツールの準備
  2. 送付先のベクトルを考える
  3. 原稿を書く
  4. 送付先リストを作る
  5. セットアップ
  6. 送付
—概  要—
1.そもそもプレスリリースとは

プレスリリースとは主にメディアに事実を報せる行為です。

「**新発売!」とか「**キャンペーン開始!」とか「株式会社**と事業提携のお知らせ」などを目にしますよね。

「代表取締役**解任のお知らせ」とか「業績下方修正のお知らせ」なんていうのもそれにあたります。

ニュースリリースって名前に変えて、自社サイトに掲載のケースもありますね。

※本書では手法を語るにあたり、以降は「新サービスや新商品のリリース」を例にして述べていきます。

出オチで、本書の核を言います。

はじめてプレスリリースをする9割の方は「リリースすれば記事になる」「取材される」と思いがちですが、

記事・取材に繋がるとは限りません。取り上げるかの選択権は全て、受け手=メディア側にあります。

割と絶望的な事を言うと、社会的信用のある法人・個人のリリースであると「どうでもよい内容でも」記事になります。

既存メディアの問題と言いますか、体質と言いますか。ひとまずここではこれ以上の言及を避けます。

重要なのは、社会的信用の低い方であっても、プレスリリースで如何に脚光を浴びる機会を得るようにするか。

ここに特化して、その要素をきちんと後述していきます。

2.送付手段

以前は手紙・FAXでしか受け入れないメディアもありましたが、今はWebフォームからの投稿、あるいはメールでの送付が一般的です。

理由は至ってシンプルで、コストと手間が大幅に削減できるだけでなく、メディア側からしても迅速に情報が届き、原文をそのままコピーできるためです。

3.プレスリリースのメリット

多くの中小企業では、明確に部門として「広報部」が存在しないのも珍しくありません。

その場合、営業部や総務部の方が兼任しているのではないでしょうか。

これまで私が携わってきたクライアントは、上記部門の方からの相談が7~8割を占めておりました。

すなわち、惰性で広報部門を担っているものの、プレスリリースについては情報と知識が皆無の状態です。個人でサービス開発などをしている方だったらなおさらです。

(リリースする情報の属性にもよりますが)紐といていくと、知らせる手段とどこに知らせればいいかわからない、というわけです。

プレスリリースの最大のメリットは「露出機会を自ら開拓でき、広告と異なり掲載費はかからない」※1ことにあります。※1原則

原稿はいくつ作るものか?

原稿は1つ作って複数メディアへ送付可能です。

ただし、一般・専門メディアと同時に送付する際は2つ作ることが好ましい場合もあります。

一般紙…誰にでもわかる文言を用いた一般向け原稿

業界紙…専門用語を用いた濃度の高い原稿

そもそもプレスリリースを送付することは迷惑なのか?

これについてはNOと強く言います。メディア(広義ではマスコミとします)は情報がメシのタネです。

そのメシのタネを進んで提供してくれる方を邪険に扱うなんて論外です。

しかし、情報提供者に対して高圧的な姿勢を示す残念なメディアが一部あるのも事実です。

一言。「凹まず、勤しんでください。堂々としてればいいのです。」

 

SNS拡散依存は微妙

SNSはフォロー・リフォローという特性上、同じ分野や興味のある人間関係で構築されます。

その界隈においては有益な情報が流れてくるものの、専門性のあるメディアとして活用するならともかく、

広く一般の方へ拡散する、目に留まるための手段としては期待できません。

4.プレスリリース代行会社のハードルと効果

ある意味、本書との競合を紹介する内容です。

[プレスリリース 代行] などで検索すると多くの代行サービス会社が出てきます。

不慣れな方でもプレスリリースができるように「原稿作成(添削)~配信先リストアップ~日時指定配信~効果測定」までしてくれるサービスです。

配信後は、ほぼ「提携」しているWebメディアやSNSへ掲載されます。

提携と言っても、自社運営のサイトが含まれます。

全国紙の新聞や、有名どころのWebサイトに掲載の保証はありません。

1.で述べた通り、根本的にメディア側へ掲載の決定権があります。

掲載されるかどうかはYES/NOと端的に求めることは残念ながらできません。

とはいっても、大抵メディア関係者の方はウォッチしています。

(掲載の有無はともかく)プレスリリースの内容を見られるという意味では見込まれます。

一番の障壁は、代行サービスの利用に法人格を有することが必須なところが多いことです。

謄本を提出したり、企業情報の詳細を登録したりと利用可能=配信可能になるには数日かかります。

逆に言うと、個人や複雑な体形である団体の場合、エントリーすらできないのです。

完全に宣伝ですが、私もほぼ同等のサービスを提供しています。

先述の大手代行サービスと異なり、法人でなくても対応です。

規模の小さい団体や個人でもあっても、優れた商品やサービスなどを報せる機会を作りたい、という思いからです。

もちろん、胡散くさい・怪しい・法に抵触する(含:恐れのあるもの)案件はお断りしています。

5.プレスリリースの掲載要件

ここは特に重要です。しつこいようですが、1.で述べた通り、根本的にメディア側へ掲載の決定権があります。

では、掲載可否の判断は何でしているか、と言うと<主旨>と<構成>で判断されています。

<主旨>

原則として、以下の4つを求められます。

【鮮度】

考え方として、事前、あるいは直ちに知らせるものであると認識してください。

皆さんが新聞を読む、つまり情報を得る立場だとしましょう。

一年前から始まっているキャンペーンの記事を今日見たら「古くね?」と思いませんか。

「既に公開中のサービスを流行らせたいからプレスリリースを出したい」と考える方を割と見受けます。

多くの方が事後でリリースすればどうにかなるだろう、と低く見積もっている傾向です。事後のリリースは、限りなく掲載の見込みは下がります。

広報の戦略スケジュール全体で見たら、プレスリリースは告知の最前線です。

もちろん、この「事後問題」をうまく回避するテクニックはあります。それは後述の実践で述べます。

【話題性】

業界初・史上初・世界初・最安…といった目を見張る、読者が関心を示す語句の活用だけでなく、リリースした事象によりどのような効果が得られるか、まで触れることが大切です。

より多くの読者が理解し、訴求できる内容であれば受けは良いと捉えてもらってOKです。

【信ぴょう性】

先の話題性に関連します。斬新なフレーズを用いるのは結構ですが、根拠のない内容はNGです

あくまで事実を報せる行為です。

プレスリリースの原稿には、事細かなエビデンスを添える必要はありませんが、追々で反響時に各方面から求められる場合があります。

著しく信ぴょう性の低い内容であれば、メディア側も掲載の責任を問われかねませんのでスルーされます。

また、景表法なら有利誤認などへの配慮、薬事法なら使用できない文言などがあります。

告示、関連法規、各団体の規則に従うことをお忘れなく。

【営業色を出していない】

プレスリリースは、事実を報せる行為で「宣伝」ではありません。その違いを以下の文言で解説します。

例1:

OK 歌手のXXXが10/1に東京ドームでライブを行う。

NG 歌手のXXXが10/1に東京ドームでライブを行う。だからみんな来てね!

[解説] NGの理由:著しい勧誘行為であるため

例2:

OK 株式会社●●●が新製品「△△△」を業界では異例の120円で発売する。

NG 株式会社●●●が新製品「△△△」を120円で発売する。安い!

[解説] NGの理由:安い!が何を基準にしているかが不透明であり、主観で述べているため。

<構成>

メディアが求めるプレスリリースはおおよそ形式が決まっています。

後述の実践でテンプレートを基に解説しますが、タイトル、概要、本文、参考資料が骨子となります。

6.メディアの構造解説

以下のとある日のYahoo!ニュースの画面をご覧ください。

図: Yahoo!ニュースの画面(引用:Yahoo!ニュース)

赤枠内で得られる2つの材料を分析します。

1つ目

17:33に得られた情報である

[解説]

エクセルの時刻数式dd:hh:mm(日、時、分)で例えると、画像のようにmmがキリのわるい時刻の場合、即時リリースされ反映した内容であると判断ができます。

mmの箇所が00や30などキリのよい時刻の場合、時刻指定でリリースされた情報である可能性が極めて高いです。

(もちろん、偶然にもキリのよい時刻で即時反映した場合もあります)

余談ですが、企業の不祥事に関するリリースは週末金曜日の17:00以降が多いです。

(表向きには会社が休みになるので)週明けまで問い合わせ対応まで時間が稼げること、証券取引所の営業時間外になり株価への影響を抑止する狙いがあります。

2つ目

情報のソースは共同通信から得られたものである

[解説]

実はYahoo!ニュースには専属の記者はいません。

Yahoo!と提携している共同通信から送られた内容を反映しているにすぎないのです。

(原則、画像の様に情報元であるメディアが記されています)

つまり、Yahoo!ニュースは提携先の情報を掲載するため、Yahoo!へ直接プレスリリースする意味はないということになります。

話をメディアの構造解説に戻します。

例えば、企業の掲載実績で「Yahoo!ニュースに掲載!」と表現されるケースがありますが

「業務提携している共同通信を経由してYahoo!ニュースに載った!」

が厳密には正しいわけです。(ややこしいし、誰もそこまで言及しませんのでどうでもいい話ですが)

言いたいのは、世の中にあるメディアは案外横のつながりがあり、メディアAに送るとメディアB、Cにも届く構造になっているということです。

ピンポイントで「**に掲載されたい!」という考えは持たないようにしてください。

7.段取り

では、どういった手順でプレスリリースを行えばよいのか?

ここでは全体の段取りをイメージできるように説明します。

と言っても、『送付先のベクトルを考える>原稿を書く>送付先リストを作る>送る』これだけです。

ただし、1.~6.で述べた重要事項を網羅しつつ作業となりますので慣れるまでは案外時間がかかります。

原稿なら、

  • 誤字脱字はないか
  • メディアの求める構成要件を満たしているか
  • リーガルチェックはされているか

送付先リストなら、

  • リスト先に著しくリリース内容と無関係なメディアは含まれていないか
  • 送付先の社名、メディア名、部門、氏名は間違っていないか
  • 送付の宛先は重複していないか

など慎重を要する作業が挙げられます。

—実  践—
1.素材・ツールの準備

自社あるいは自力で送付する際は、以下を準備・使用方法を把握してください。

Word

[解説]

保存形式はdoc形式を原則としてください。

docxだと開けないメディアもあります。中身がよい原稿でも、手を煩わすデータなら即捨てられます。

一括配信メールソフト

[解説]

Gmailなどで送信もできますが、件数や容量の制限がありますのでMail Distributorなどのフリーソフトの使用を推奨します。

アップローダー

[解説]

ファイル添付が不可能だったり数量に制限のあるメディアへ送付する際に使用します。

ギガファイル便などで問題ありません。アップロードの際はパスワードの設定を忘れないでください。

画像

[解説]

リリース内容に沿ったものを3枚~4枚程度。

jpg形式で高画質、幅700px以内のもの。

詳細は後述しますが、原稿内の画像は「挿入位置の目安」となり元画像はメディア側でリサイズされます。

従って元の画像データが小さいまま、という事は避けてください。

参考動画

[解説]

一般的な方法はYoutubeへアップロードです。広告設定は除外してください。

動画の不要なリリースもあると思いますので、ここは必須ではありません。

公式Webサイト

[解説]

商品やサービスの特設サイトがある場合、可能な限りURLを確定しておいてください。

リリースの際に原稿へ記述&公開されていれば問題ありません。

2.送付先のベクトルを考える

例えば、小学生向けのWebサイト公開のリリースをするとします。

IT関連メディアへリリースが最初に浮かび、続いて、教育関連のメディアあたりを想像されたのではないでしょうか。

残念ながら、これだけでは数える程度のメディアしか見つかりません。

SEOと少し似ている考え方ですが、直接的な流入だけでなく、間接的な流入も視野に入れます。

事業者の活動拠点が埼玉県だとしたら、地元のローカルTV、ラジオ、フリーペーパー。

さらに、親世代のメディアや、小学生向けの雑誌の出版社、各地域の教育委員会なども宛先に加えます。

こんな具合で、想像力を膨らませ思いつくままにメモしましょう。

(論理的に考えてどうやっても関連付けできないカテゴリを強引に取り込むのは避けてください)

目的は、掲載確率を少しでも上げる事です。

掲載されたいメディアに執着し、ジャンルを絞るといった自ら可能性を下げることはNGです。

どこでどう縁があって、取り上げてくれるか分かりませんから。

その後は、リストを完成させていく地味な作業を進めることになります。

リストの作り方は4.で解説します。

3.原稿を書く

では、原稿を書いてみましょう。別紙「原稿みほん」を眺めつつ作業をしてみてください。

ダウンロードリンク https://monacuration.com/howto-pr/原稿みほん.pdf

みほん通り作成すれば、WordならA4サイズで3枚~4枚に大抵留まります。

以降で注意事項を記します。

本文>要約>タイトルの順で作る

[解説]

情報発信者である自身と読み手の求めるものが不一致で、情報過多、冗長であるというケースはかなりあります。

客観視し無駄を削いだ部分が「要約」となり、見出しとして相応しい語句を用いたものが「タイトル」となります。

本文から作ることで、より強調したい部分、最低限伝えなくてはいけない部分というのが自然と見えてきます。

もし要約やタイトルで悩んだら、一旦文章をぶつ切りにして、単語だけ並べてみてください。

原則、テキストはそのまま用いられる

[解説]

掲載の場合、原稿の文章はそのまま使用されます。従って、誤字脱字、価格や公開日など訂正は効きません。

数字の入る情報は確定させておく

[解説]

いつから、いくら、どのくらいと言った発売日や価格、内容量など数字を要求される事項は確定し入力してください。

どうしてもアバウトになってしまう場合、日付なら12月中旬(予定)といった具合で保険をかけます。

画像はリサイズされる

[解説]

画像を差し込んだ状態で原稿を送る場合、画像はそのサイズのまま使用されないことが多いです。

画像挿入は画像位置の指示書きであると思ってください。

画像位置と画像ファイル名称を一致させる

[解説]

情報受領者が提供者の意図を汲み取ってくれる筋合いはありません。

原稿内の画像名称と実際に添付する画像ファイル名称を一致させると丁寧です。

権利侵害・表記に気を付ける

[解説]

(R)マーク、TM、(C)マークなど他社の権利侵害をしていないか注意です。

他社とコラボや事業提携など、固有名詞を出すことになる場合は懸念すべき事項と考えてください。

 

既存情報をリリースするときは

プレスリリースの掲載要件の【鮮度】で触れた事項です。

(これは初回のプレスリリースののち、追撃の手法としても有効です)

例えば、既に公開中のWebサイトについてリリースするとしましょう。

  • ユーザーが100人を超えた!
  • サイトリニューアルした!
  • 機能拡張した!
  • キャンペーン延長した!
  • アクセスが累計10000PV超え!

いわゆるマイナーチェンジでもOKです。何か見出しとなることを広げます。

Webサービスではなく、物体として存在する商品なら「翌月に○○○○個の増産決定!」とかでも問題ありません。

ちょっと失礼な表現ですが、結構どうでもいい見出しのリリースって多いのです。

ただ、【鮮度】を意識するなら極力スタートと同時に越したことはありません。

 

原稿を知人に見てもらう

一般メディアへリリースの場合、事情を知らない知人に見てもらうのが一番です。

知らない人が読んで分かるのであれば他の読者でも認識されるであろう、という図式です。

また、口頭で説明を補助の必要が出たり、質問をされた箇所は読者が同じことを思う可能性が高いです。

その箇所への補足あるいはそもそもその箇所を記述する必要があるか?と原点に立ち返ることも必要です。

 

4.送付先リストを作る

いよいよリストアップの作業です。非常に地味な作業です。

先の通り、現在のプレスリリースのメジャーなやり方はメールもしくはWeb投稿フォームからの送付、と記述しました。

リストアップに向けて、以下の送付リストテンプレートをダウンロードしてください。

図:送付リストテンプレート

ダウンロードリンク https://monacuration.com/howto-pr/送付リストテンプレート.xls

送付先のあたりの付け方

次に、送付先のジャンルから想定できるメディアの名称を検索します。

Googleなら検索結果からニュース項目に移動しメディア名を見つける方法が有効です。

メディアのサイトを見つけたら宛先を探します。サイトマップから探すとラクです。

大抵は以下の2つです。

  • 情報提供・プレスリリースはコチラ
  • 問い合わせフォーム

[解説]

情報提供・プレスリリースからの送信を優先してください。

また、問い合わせフォームのメニューにプレスリリースという項目があることもあります。

お問い合わせフォームのメニューが限定的でなく汎用性あるものであればそこから送信してもOKです。

送信先が見つかったら

先の送付リストテンプレートの項目に従い入力していきます。

ジャンル、エリア、運営(発行)会社、メディア名、メールアドレスあるいはWebフォームURLは入力できますが、

送付宛先部門と氏名が不明の場合はそれぞれ編集部、ご担当者様と入力しておいてください。

新聞社など記事が分類されている場合、(政治・経済、社会、国際、家庭、文化・芸能、スポーツ、地域への区分が多いです)あてはまる部門を指定します。

見当違いの部門へ送付してもスルーされてしまいます。

[解説]

このリストのxlsファイルは、メール一括送信の際にcsvに変換して利用します。

送信先が見つからなかったら

電話でプレスリリースの送付先を教えてください、とメールや電話で伺い送付リストテンプレートに入力します。

送付部門、担当者まで聞くことを忘れないようにしてください。

5.セットアップ

原稿ファイル名、参考画像の名称の確認

原稿と参考画像の名称を確認し、その後ZIPファイルで圧縮して別途用意してください。

図:ZIPファイル内訳

アップロード

続いて、アップローダーに上で用意したZIPファイルをアップロードします。

アップロードの際はパスワードの設定を忘れないでください。

送付の挨拶テキストの準備

送付挨拶テンプレートをダウンロードし、適宜入力をしてください。

ダウンロードリンク https://monacuration.com/howto-pr/送付挨拶テンプレート.pdf

[解説]

送付挨拶テンプレートは、メール送信・添付ファイルができるWebフォーム送信・添付ファイルができないWebフォーム送信の3つのパターンがあります。

 

メールソフトの設定とチェック

特に、BCCで送信になっているか、宛先の差し込み設定は間違っていないか、送信先が重複していないかに気を付けます。

6.送付

いよいよ送付です。

メディアへの情報提供に公平を期すため、「まとまった時間に」送付です。

つまり、12/10と12/11に分けて送付や、12/10の10時と18時に分けて送信ではなく、

12/10の14:00~16:00間と言った具合で可能な限り公平性に配慮してください。

もちろん、Webメディアや新聞と異なり、週刊誌や月刊誌などは掲載までの期間にブレがありますが、

特にこだわりがない場合は一緒に送付でOKです。

効果的な送付時間と曜日は?

掲載希望日時がある場合、3日~7日前の10:00~12:00、14:00~16:00

掲載希望日時がない場合、火曜日~木曜日の10:00~12:00、14:00~16:00

[解説]

月曜日は前週の週末に起きた事柄が記事になる傾向が高く、メディアが多忙です。

金曜日は先の通り、株価や営業時間に配慮した大企業のリリースが多く、

記事スペースの取り合いを少しでも回避するため火曜日~木曜日としています。

火曜日~木曜日が祝日である場合は週末同様の理論で可能な限り避けてください。

以上で送付はおしまいです。おつかれさまでした。

その他

掲載有無の確認方法

掲載は予告なくされます。

掲載希望日時がないリリースではWebメディアで言うなら…早ければ当日の17時~18時、

遅くともリリースから48時間程度で反映です。

言い方を変えると、この時間を以て掲載されなかったら残念ながら見送られた、という事になります。

[解説]

掲載の可否の確認は簡単です。

原則、メディアは送付した原稿をコピペするためGoogleで送付した原稿の「タイトル」を検索すればよいのです。

それでも見つからなかった場合、送付したメディアリストに則りチェックしてみてください。

取材商法や広告営業が増える

プレスリリース後、取材商法や広告掲載しませんか、という営業が増える場合があります。

「明日の朝刊の○○面1/3が格安で広告案内できる」といった営業は良くあります。

取材商法は「こちらがお金を払って」取材を受け、発行部数の多くない雑誌に掲載されるといったものです。

一般の取材の申出と錯誤するアプローチをしてきますから、「(取材は)有料か無料か」と必ず確認をしてください。

重大事象が優先される

元々掲載や放送予定であった内容も、大規模な自然災害や重大な事件が起きるとそちらが優先され見送られる場合もあります。

おわりに

以上、中小規模事業者・個人でもできるプレスリリースでした。

ネット上でも検索すれば類似情報は転がっていますが、本書は私自身が駆け出しの頃から現在に至るまで、きちんと一定の効果と結果が出ている手法をありのままに記しました。

また、本書は新商品やサービスのプレスリリースをする前提で記述していますが、一度理解し身に着けば、キャンペーンの延長、商品増産のお知らせなどあらゆる原稿作成に応用が利きます。自社サイトにも掲載できます。客観的に報せるという行為が、実は地味に難しい。読み手を慮って記述する能力も身に付きます。

貴社または貴殿に、よいご縁が生じる事を心からお祈りいたします。

ここまでお読みいただき、本当にありがとうございました。

お仕事のご連絡、お待ちしております。下記のメールアドレスかDMかTwitterまでご遠慮なくどうぞ!

info@monacuration.com

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