テックビューロ社、仮想通貨取引所「Zaif」事業を株式会社フィスコ仮想通貨取引所へ譲渡

2018年10月22日

(10/10 20:00追記)MONAの取引について

本日17時頃、Zaif運営のテックビューロ社よりプレスリリースがありました。

以下、テックビューロ社からのプレスリリースURLです。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000098.000012906.html

 

 

みなさんが気になりそうなところの要旨

テックビューロのままではハッキング被害の額を顧客に返せないから、株式会社フィスコ仮想通貨取引所(以下フィスコ)にZaifの事業を引き取ってもらう。フィスコには顧客被害分の仮想通貨は確保してある。テックビューロではなく、フィスコが返す。

ビットコインと及びビットコインキャッシュはフィスコが流出で消失した数量を調達完了。

ただし、MONAについては調達が難しいので、6割はMONA、4割をJPY(2018.10.9時点のレート144.548円/枚)で返す。

返済におけるスケジュールはフィスコへ事業譲渡後、追って告知。

事業譲渡後、テックビューロは仮想通貨取引所を辞める。

事業譲渡の実行予定日は平成30年11月22日。

テックビューロと利用者間での個別契約をフィスコに継いでもらうにあたり、利用者に個別に承諾を得る必要があるので、手続きについて案内を順次行う。

本日の17:00時点でZaif上でMONAの取り扱いを中止した。再開はフィスコ事業譲渡後。

 

主たる不明部分

*COMSA、Zaifトークンなどの扱いはどうなるか

*上記の「フィスコ事業承継における利用者への承諾方法」とは(郵送による書面が一般的)

*腕時計事業存続の可否

 

 

ちなみに、17時のリリースを追うようにビットバンク社がプレスリリースを出しました。

リリースタイトル:
「仮想通貨取引所ビットバンクのセキュリティが国内No.1の評価を受けました」

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000026.000024344.html