シェアハウス構築と暗号通貨生活の体験レポートと総括2/2

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 はじめに

“シェアハウス構築と暗号通貨生活の体験レポートと総括”の暗号通貨生活編です。

直球な話、暗号通貨生活の方が皆さんは多大に興味がありますよね。

既に過去記事にも触れた通り、今回は、

  • 「暗号通貨界隈の人を迎え入れられるシェアハウス(のようなもの)はできるのか」
  • 「暗号通貨だけで本当に生活できるのか」

この2つをテーマとした1つの社会実験の場でもありました。

それをバラエティ番組の如く、企画・構成・出演とすべて私が兼ねた次第です。

お気づきかもしれませんが、企画スタート前から「それなりに」根回し・調査済みです。

万が一、(数回、生命の危機を感じたケースはありましたが)事故・事件が起きてしまうと家主の煮るバナナ氏だけでなく、この企画のご協力者・ご賛同者の皆さんにも後味の悪い結果とならないよう、万全を期したというわけです。

とはいうものの、波乱に満ちたスタートでした。

直前でインフルエンザA型に罹患、5日間の安静期間を以て翌日にモナハウスへ入居。

文字通り病み上がりの状態で不健康・不摂生な生活を送るわけですから、後述の特に暗号通貨生活スタートから3~4日あたりがキツかったと記憶しています。

さて、前置きはこのくらいにして、「暗号通貨生活」の体験レポートと総括をお送りします。

個人的な考えと事前調査

暗号通貨(仮想通貨)は数年前から「投機」としての印象を持たれ、とりわけメディアではネガティブな情報ばかり、かいつまんで報道されている現実です。

また、界隈のごく一部には法規制がないばかりにFUD、いわゆるガセネタの放流・横行や、他人の不利益を顧みず利益を得るといった輩が存在し、無法地帯の側面も持ち合わせています。

健全なトレードとして、資産を増やすことにおいては言及するつもりはありませんし、私自身もトレードをしていないわけではありません。資産が増えることに越したことはありませんから。

そんな中でも、暗号通貨を「通貨」とした視点で捉え、事業或いは活動されている方は多数います。

そこで私は今回暗号通貨を「通貨」として使えることを実証した、という経緯です。

暗号通貨生活を過ごすにあたり、一番の懸念は「食料調達」です。

これは企画発表時点で誰もが思ったことでしょう。

逆に言いますと、食料の調達の目途が経っていたから企画発表が行えました。

暗号通貨決済における支払いの方法は以下の3つに大別されます。

  1. 実店舗による支払い(モナバーTOKYO、ホルモンすずなど)
  2. 通信販売での直接支払い(モナ文具、ビックカメラ、BitZeny神社、nemstoreなど)
  3. 通信販売での間接支払い(Amazonギフトカードを別サイトで購入→Amazonへチャージし購入、など)

1.においては支払い対応の通貨を用意するだけですから、現地に赴けば何ら問題はありません。

2.においては自身が欲しいものが取り扱っていれば注文をすればよい話です。

3.においては賛否、というより暗号通貨生活の一環としてみなせるか判断が難しいところですが、物資の調達方法の1つとして紹介できる視点から導入しました。

いきなり話をぶった切って述べますが、現状、暗号通貨払いで食料の入手というのは非常に「惜しい」領域まで至っています。

暗号通貨ではなく日本円に置き換えてモノを進めて話すと分かりやすいのですが、例えば、肉を通信販売で購入したとします。

その際、郵送方法はどうなるか?冷凍あるいはクール便での配送です。

物流の観点では既に配送手段の確立はされています。送料の問題も少々触れましたが、これは日本円もそもそも一緒です。

従って、支払い方法として、暗号通貨を販売者や配送者が導入するかどうか、だけの話です。

野菜、魚、その他も同様です。

話を食料調達に戻します。

1.2.の手段でなるべく調達を、と視野に入れ「肉・野菜・魚」を中心に入手方法を模索。

扱う通貨の違いはあれど、個人或いは個人事業主レベルであればかなりの方が出品されています。

肉類

保険として、nemlog・nemstoreの運営であるしゅう氏には企画概要を事前にお知らせし、「企画スタート後、nemstoreで出品を促すかもしれない」とはお伝えし、数回缶詰の入手に成功しました。(その節はしゅうさん、出品者さん、出品検討をされた方ありがとうございました)

野菜類

こちらはかなり早い段階でAmazonにて産地直送の野菜が買えることを把握しておりました。

ただ、ボリュームと保存期間を鑑みて選択の余地はあまりなかったのも事実です。

コスト面を考え、カイワレ大根のタネを仕入れてハウス内で栽培して食べようかなとも思っておりましたが、生長して食べられる頃(発芽からおよそ3週間)には企画終了であったので見送り。

魚類

魚は企画時点で食べなくても大丈夫だろう、或いは缶詰などで十分であるという算段で入手をあまり考えませんでした。

事実、振り返ると企画中に魚は口にしておらず、今に至ります。

(ふりかけのカツオ・タラコ・明太子味で魚っぽさはカバーしておりましたが)

厳密には刺身などの生魚、焼き魚を口にしていないという意味です。

BitZeny神社さんに事前にお声がけしておりました。期間中に消費できる量を思案し2kgを申込。その際、ご厚意で幾つかお送りいただいた物資も、ハウス内の備品として活用できるものばかりで、現地の状況を考えてくださっておりました。

ふりかけ・味噌汁・日用品

暗号通貨生活の総括で触れざるを得ない、無くてはならないアイテムです。

実質、暗号通貨生活中の「主食」となりましたがメインはモナ文具さんのMONA払いによる調達です。モナ文具さんへも企画主旨を説明し、取り扱い可能かどうかを確認。モナ文具さんはいわゆるオフィス用品(別事業で福祉用品もあり)のカタログ通販をされており、カタログ内の商品をリクエストすればMONA払い専用フォームに商品を登録してくれます。

参考画像:商品登録後の購入フォーム

私のせいで文具屋とは思えない異質のラインナップになりました。

また、ビックカメラ.comでも日用品が買えることも把握していたのでこちらでも購入の予定を企てました。

暗号通貨生活の予算は、

【ハウス内の食料は10000円分の暗号通貨で賄う】

【外食費は頂いた投げ銭+自前の暗号通貨で賄う】

としておりましたので、不完全な栄養を摂取するには週に1~2回外食をすればよいと判断。

この時点で、食料調達の目途がたったので暗号通貨生活の成立を確信しました。

物資第1便、第2便到着まで

ハウス入居後1日目。届いた第1便は米と(ご厚意で添えて頂いた)ふりかけでした。

ハウス入居後2日目。モナ文具さんからふりかけ、味噌汁が届くと把握していたので持参した3つのウィダーインゼリーでささやかなエネルギー補給をして繋ぎます。

先のハウスキーパーとして稼働するには著しく消費と摂取エネルギーの乖離があるため、ハウスの物資調達やレイアウト構成などに勤しみました。

また、この時点で先のインフルエンザのせいで過敏になっており、ノドぬ~るスプレーを過剰に用いたため鼻水が黄色く染まりました。不慣れな事も続いたので1日目の夜は一時的に38度近くの熱も出て、その際は体調の異常では、と疑い企画中止がよぎりました。

しかし持ち込んだ解熱剤を服用し睡眠をとることで体温も下がり、企画続行を決意。

なお、ノドぬ~るスプレーが原因で鼻水が黄色くなった、と気が付いたのは使用頻度を下げたあくる日の話です。

物資第3便、第4便到着まで

コインギフト経由にてAmazonで購入した野菜も入居3日目で届きました。

表向きの記事には一切それらを匂わせず、到着を楽しみにしておりました。

また、同日にビックカメラ.comより手配した日用品、翌日にはnemstoreで購入した肉類の缶詰(および緩衝材)も届き、一定の生活水準が保てるようになったと実感した時期でもあります。

内部的には、暗号通貨生活の予算はほぼ食料なので、この時点で95%ほどを使用。

あとは計画的に消費していくだけです。

とはいえ、この初日~4日目までが栄養が摂れず自身が衰弱していくのが手に取るようにわかりました。

顕著なのは、肌が乾燥気味になり、傷が治りにくくなります。

物資の追加購入

あえてネタバラシをしますが、日用品などのハウスへ寄贈するものはのちに予算から除外することも計算しておりました。ただし、コジマとノジマを勘違いしたのは本当です。

最終的に「食料だけはおよそ10000円分で調達できる」と強調したかったためです。

追加で購入したのは、BitZeny神社さんのお米、nemstoreでの缶詰です。

また、投げ銭で頂いたXEMを用いて「こういうのも買える」と知らせたく予算外からTシャツも買いました。デザインもとても気に入っています。

外食

今回、外食したのは以下の店舗。

モナバーTOKYO(モナハウスでの食事:MONA払い、お店での食事:XEM払い)

ホルモンすず(XEM払い)

麺処 次男房 野方本店(MONA払い)

「おなじみの」「企画期間中に話題となった」お店を利用しましたが、もっと遠出・開拓したかったのが本音です。

予算から除外されるとは言え、先の北総線問題もあり運賃、そして各地へ向かうには時間が捻出しにくかったのです。

また、実はハウス近くで暗号通貨決済できる店があるのでは?と何回も調べましたが結果は見つからず。

Twitterやnemlogでも最寄りでの決済可能店舗は特に情報もなく、週1程度の外食と相成りました。

本企画で一番気を付けたこと

一番気を付けたのは健康です。

あんな食生活を送っておいて何を言っているんだ、とツッコミを入れたくなる気持ちも分かります。

ここでは食生活という自己責任の範疇ではなく、外部要因つまりインフルエンザや風邪、ノロウィルスなどにかからないように気を付けた、という意味です。

免疫力低下は予測しておりましたから、来訪される方にはアルコール除菌スプレーをお願いし、外出の際はマスクも着用。

また、ハウス内の衛生面にも配慮し、水回りの美化、食料は原則加熱したものを食べるように過ごしました。

暗号通貨生活を経て見えた暗号通貨経済圏

ようやく本題に入れた気もしますが…

そもそも暗号通貨生活、は誰もが一度は考えた事があるのではないでしょうか。

暗号通貨でモノを買い、それで日常を過ごす。私はそれを実証したにすぎません。

娯楽性を持たせるために今回は「10000円」という予算を設けましたが、先述の通り生鮮食品すら手に入る領域に至っています。

例えばAmazonギフトカードを購入すれば、

参考画像:肉

参考画像:魚

参考画像:野菜

この通りです。

と同時に、上のような間接支払いではなく、個人や事業者から直接支払いによる手段がもっと確立されても良いかと。

モナ文具さんや、ビックカメラ.com、nemstoreをはじめ、直接支払い対応のプラットフォームの登場による活性化が待たれます。

但し、いまだ定まっていない税制・価格変動・決済導入を臨まれるだけで実際は支払いに使われないなどの問題もありますから、事業者の方へは暗号通貨決済のみではなく、事業継続性の観点からも日本円の決済手段として考えておくことをお勧めいたします。

おそらくは、これ以外にも(例えばAvacus)調達方法は沢山ありますが、いかんせん今は情報の交錯とピックアップが困難な時期です。

現状、Twitterを中心とした「口コミ」が主流ですが、例えば食べログであればお店の情報に加え、支払い方法の記載があります。

VISA、MASTER、JCB、AMEX、Dinersなど扱っているクレジットカードの種類まで網羅しています。

それに類似した考えで、MONA・XEM・ZNY・BTCなどと記載をするポータルサイトがあれば…なんて妄想をしてしまいます。

実は、その構想に限りなく近いWebサービスは既に存在しています。

代表的な2つを紹介します。

クリプトペイ

https://cryptopay.fun/

特徴:支払い対応通貨から検索ができる

MONAMAP

https://www.google.com/maps/d/viewer?mid=13dW7cDC7eKC-OYqf8xhTTejkooId-ueF&ll=35.48502999262427%2C135.44512805&z=5

特徴:GoogleMAPを利用。MONA払いを中心に、事業者あるいはユーザーが登録。

もしかしたらこの2つを初めて知った方もいるかもしれません。

これらの存在を更に他の方が知るためにはどうすればよいか?

消費者からすれば「見つける方法」、事業者からすれば「知らせる方法」。

これが暗号通貨を通貨として利用する方の課題であるかもしれません。

通貨が信用を基盤として成立するものであるならば、暗号通貨が通貨である以上、利用可能な箇所が増える(=流通)のが一番の信用を得る近道であると考えます。

暗号通貨生活中に欲しかったもの

さて、先の経済圏を踏まえ、暗号通貨生活中に是非とも欲しかったサービスなどを列挙します。(ここでは現実・非現実的については触れず、暗号通貨を通貨として利用するには、という観点で述べています)

  • 娯楽施設(実店舗)での決済
  • 最寄りに整体・マッサージなどの身体の回復手段
  • 医療機関、薬品の購入
  • 生鮮食品を「少量」で、或いは高級品ではない「普通のもの」を買える事業者
  • 交通費のチャージ
  • 大型店舗、知名度の高い小売店での決済導入
日本国内で暗号通貨が普及するには

ここでちょっとアメリカなど、海外の郊外で暮らす方の生活をイメージしてみてください。

彼らの敷地、家屋は広いため「まとめ買い」して備蓄できる環境にあります。日々、数日分の買い物を繰り返す日本のライフスタイルと異なります。お金の動き方も異なります。

見方を変えれば、日々の買い物をあちらこちらでそのまま暗号通貨決済ができる様になれば、自然と国内でも浸透します。もしかしたら、鍵は日常の買い物にあるかも知れません。

暗号通貨は性質上、オンライン決済に向いています。

今後の技術革新によって、もしかしたら日常でも利用される将来がごく近い未来に訪れる、訪れてほしい。そう願います。

総括

暗号通貨における技術・投資セミナーに多く見受けられる傾向ですが、決済できる店舗やサービスを挙げる方は多くいらっしゃいます。

しかしながら、「経済圏に飛び込まず、安全地帯から」理論展開している方もいます。果たして、そこに説得力はあるのでしょうか。

便利なところ、不便なところを肌で感じた私としては甚だ疑問に感じます。

言ってしまうと、これまでの経験をプレゼン用に変換し、交通費とふりかけごはん以外の食事を提供してくれさえすれば私は全国どこにでも今回の体験を広く伝える気概すらあります。

総括のくせにやや話が逸れましたね。

現状、

手段に迂回せざるを得ない点もあるだけで、暗号通貨生活は成立します。

無意味に予算を縛るなどをしなければ、現代人として健康で文化的な生活を営むことも十分可能です。

一応、おそらくは私が現時点の暗号通貨生活における日本の最長記録保持者ですが別にそこはどうでも良くて、暗号通貨だけでもそれなりの生活ができる!調達先はいくらでもある!外食するお店もたくさんある!そこを覚えて頂ければ幸いです。

以上、暗号通貨生活体験に基づくレポートと総括でした。

これを持ちまして、本当にモナハウスのハウスキーパーと暗号通貨生活企画の終了です。

ここまでお付き合いいただき、本当にありがとうございました。

あ、お仕事待ってます^^