検証:秋葉原ではモナコインだけで1日過ごせるのか
きっかけは一昨日の朝、何気ない管理人の以下のツイートから始まりました。
“アキバではモナコイン経済圏であるか立証する為、交通費以外のJPYを持たずに出かけるツアーに参ります”
もともとMonappyGamesさんのCMがUDXのデジタルサイネージで流れるという事でその日はアキバに行くと企てておりました。
なので、この縛りプレイは追加事項です。つまり、無計画。
しれっと結構な数RTされ、アトに引けなくなったので敢行。
以下、最先端技術に理解が追い付かない男の生きざまをご覧ください。
(準備編)
まず準備をしました。
これをカバンに入れます。本当にこれだけです。
パソコン上の1000円札はSUICAチャージ用です。
…小銭入れに札でも入ってるんじゃないのかって?
いいえ。
にひゃくじゅうきゅうえんしか入っておりません。
次にモナコインのウォレットの準備。
先に言っておきます。ごめんなさい。実店舗での決済を体感するため、MonappyのWebウォレットとtip monaのみ使用しました。
スマホ用のウォレットは次回必ずリベンジします。
某取引所から予算をMonappyのウォレットへ送金。この時、既に11時。
着金までに時間が少々掛かりそうなのでのんきに家でタンメン食ってました。
(出発編)
着金確認。いざ出発。時計は既に13:30を回っている。
地元駅までの間にモナコイン支払いができる「メイドリフレchocolat(しょこら)」へ電話し、予めモナコイン支払いできますよね?と確認し14:30入店を予約。
地元駅着。
先ほどの1000円札をチャージ。本日最後の紙幣の利用。
(UDX編)
秋葉原につきました。
予約の14:30までやや時間があるのでひとまずUDXでCMだけ見ようと向かいました。
UDX着。
ウツッテター。
秋コミに入場を考えましたが、それには時間が少ないので「メイドリフレchocolat(しょこら)」へ向かう事に。
もちろんMONAMAPをフル活用。
(メイドリフレchocolat編)
着いた。いざ入店。
自分「あの、先ほどお電話した****と言いますがしどろもどろ」
受付メイドさん「はい、承ってますよ^^」
ここでは事前に予約したコースの料金を支払いとのこと。
自分「あ、じゃあtip monaで支払います」
何を思ったか、一度もやったことないtip monaを自ら申し出た。
堂々とTwitter上からお店へtip monaで料金を入力しツイート。
モナコインちゃんbot「ごめんなさい、残高が足りないようですっ>< 6confirmされるまで残高が追加されないことにも注意してください!(現在の残高:0.04014114Mona)」
ん?ん?んんん?
この時点で自分のMonappyとtip monaに関する理解が崩壊。
自分「ごごごごごめんなさい、送金まで時間掛かってしどろもどろ」
受付メイドさん「はい、大丈夫です^^」
きまずい、圧倒的きまずい!
後ろの予約時間つかえてない事を確認。本当ごめんなさい。
ここで脳内会議発動。
—-脳内会議—-
A「モナッピーのウォレットから直接tip monaとツイートしても対象に送れない」
B「もしかしてtipmonaのウォレットってMonappyと違うんじゃないの?」
A「せや!じゃぁMonappyのウォレットからtipmonaウォレットへ送金したろ!」
B「でもそれだと着金に少し時間掛かるよね?」
A・B「だよね/(^o^)\」
—————-
…なので、今回はtip monaの利用を断念。
Monappy上のお店アカウントを検索し、直接送金することにシフト。
過去にモナコーヒーを買ったことあるこれならさすがにできる。
念のためメッセージに予約名を添えて送信。
(゚∀゚)できた
ので、お部屋にご案内される。
ここまで、入店から15分間経過である。
予約10分前に伺ってよかった…。
至福の60分コース。ハンドリフレ、フットリフレ、フェイスラインのリフレなどを受ける。
服の上からのリフレになります。デニムなどはメイドさんが大変だと思うのでチノパンなど薄目の生地の服での来店をお勧めします。
(再びUDXへ編)
時刻は15:30過ぎ。
後述のプリモプリマは17時からの営業なのでちょっと時間がある。
なので、終了時刻が迫っているものの秋コレを視察にUDXへ再び足を運ぶ。
TLでにぎわっていたモナコインで買える基盤定規のブースが見当たらず(売り切れ?)そそくさと撤収。
(Ark編)
2軒目。PCもモナコインで買える伝説のお店PC Ark。
そう言えば手持ちのライトニングケーブルの調子が悪いので売っていたらモナコインで買おうと思い入店。
レジでの支払いも少々眺めていたがモナコイン払いをした方は見受けられず。
店内を徘徊したが、どうやらライトニングケーブルの在庫がない様で購入できず撤退。
(時間つぶし編)
時刻は16:30を回っていた。気温もだいぶ下がってきた。
服のチョイスを間違え、少し寒い。むしろ超寒い。
…。
ファミマで110JPY払ってコーヒー買っちゃった。許して。
一応触れておくとこの時点で現金は109JPYである。
(プリモプリマ編)
3軒目。
プリモプリマさん。
支払いについては思考を放棄し突撃。
入店時に「全部モナコイン払いだけど大丈夫ですか?」と確認を取ってから着席。
ほら、例えばチャージ料金だけJPYとかアトで言われたら形無しだし。
冷えた体を温めるため、ホットウーロン茶をオーダー。
そして「メイドさんが実は大好きなんです」という気持ちを押し殺し、店内ではクールにたたずむ。
でもオムライスは頼む。
そしてモナを書いてもらいました。
ここのお店は結構モナ払いする方が多いとのこと。
そんな矢先、ふと店内のPOPに目が行く。
系列店(リリアンプリアン)が徒歩5分のところにあるという情報を入手。
1時間ほど滞在。
帰りがけにモナチョコも頂きました。5年ぶりに女性からチョコ貰った気がする。
お会計は、1軒目同様でMonappy上のお店のアカウントをアドレス帳に登録し、そのアドレス帳から送金と言うダイナミックなやり方で回避。
正直、お会計でモタモタしない確実な方法が現時点でコレだけしか知らなかったからだ。
(リリアンプリアン編)
4軒目のリリアンプリアン。時刻は確か18:15頃。
頭の中で描いていた行動計画には当初含まれていなかったものの、近距離だしせっかくなので来店。
もうアドレス帳からの送金でいいやと内心は逃げの姿勢なものの、何故か行動は攻めている。
そして入店。今回も「支払いは全部モナコインで大丈夫ですか?」と確認し着席。
1杯目は、ふわふわクリーミーココアを頼みモナ描いてもらいました。
気が付けば1時間半ほど滞在。
途中、「今日は本当にモナコイン払いのつもりなので日本円は一切持ってないです」と店員さんお不安を煽る会話をする。
支払い方法が不透明だったら、最悪メイド服を着て働くか皿洗って帰る腹を括る。
いよいよその時はやってきた。
お会計を宣言。
「tip monaの使い方わかります?」と直球の質問をして、店員さんとお店用のマニュアルを眺めながらtipmonaへチャージ。
チャージ・・・
着金は時差あるよね/(^o^)\
そして推定10分後。tipmonaへの着金確認。
何度もリプライ内容を確認しツイートボタンをタップ。
お支払いできた(゚∀゚)
そして、唯一不安のないSuicaを改札で颯爽とタッチし帰路へ。
帰宅後、謎の疲労感に襲われました。
(まとめ)
秋葉原でモナコインだけで1日過ごせるか?
これに関してはYesです。
ただし、
- 取扱店舗がまだまだ少ない
- 計算方法は、日本円のお会計÷MONAの現在のレートで都度計算している
- 決済時の支払う側、支払われる側の予備知識が必要
- 会計手順を知っているスタッフが限定される場合がある
- 送金手段によっては着金まで待つ場合がある
双方が不慣れだと、会計でもたつくシーンが想像できるので、支払い額が固定されているコースなんかは事前予約と一緒に送金しておけば案内はスムーズかなぁ、とか色々アイデアは浮かびました。(法的にクリアできるかはともかく)
個人的にはネットカフェなんか相性いいんじゃないかな、と。
また、換算やウォレットも今は有志の方による便利なツールがあります。その存在をどう知るか知らせるかの導線が必要ですね。
正直、「現金」を持っていない、あるいは直ちに調達する手段を携行しないと、終始不安になりました。これは昔から刷り込まれてきた「現金への固定観念」だと思います。
例えばSuicaなどの電子マネーのように、「理解をされて普及する」までには時間がかかると思います。
導入までに一定の知識が必要となり、人によってはそれを敬遠してしまいます。
あえて主観を申し上げますがが、仮想通貨への一定の理解をする(あるいは推進・開発していく)者と、理解を放棄する者と言った具合で現在は二極化しており、後者をどう取り込んでいくか、これが普及の要素の1つでしょう。スタンダードとして確立するには。
冒頭で述べた通り今回はMonappyWebウォレットとtipmonaの使用に限ります。
スマホのウォレットでの送金は早いとのことです。
次の機会は、スマホのウォレットでの決済にトライしまた記事にしたいと思います。
日本料理店の輝(きらり)さんにも行きたかったのですが、日曜は定休とのことで、ちょうどのその別の機会も近いうちに訪れると思われます。
ちなみに。
これが1日過ごした後の残高です。
てか、ほとんどメイドのお店しか行ってない事に気が付いた。