仮想通貨の決済アプリ「CanPayment」サービス停止とメールアドレス流出
今年8月にリリースされた仮想通貨の決済アプリ「CanPayment」ですが今月末の12/31を以てサービスを一時停止することが告知されました。
公式ツイート
https://twitter.com/CanPayment/status/1077376326628069376
ところが、本件を利用者へメールで通知の際、他の受信者のメールアドレスも見れてしまう状況で送信されてしまいました。
宛先が全て「TO」で入っている為、黒塗りしました。
(推奨)メール受信者が行う対応
*CanPaymentウォレット内にあるMONA、XRPの移動
*当該メールの削除
*CanPaymentで登録したメールアドレスを他サービスに利用している場合、可能ならば他サービスで登録メールアドレスを変更
*もしCanPaymentと他サービスのパスワードを共用している場合は変更
*数か月、身に覚えのないメールや請求が届かないが随時確認
念のため、メールのTO、CC、BCCの違いを解説します。
TO…「あなたに送っています」の意思表示。処理や作業をして欲しい人をTOに入れる。
CC…「TO(宛先)の人に送ったので念のため見てくださいね」という意味。参考・情報共有に使います。TOの人が主たる処理者のため、CCの人は原則、返信をおこないません。
BCC…他の受信者にアドレスが見えないように連絡する場合に利用。BCCの受信者は、他の受信者に表示されません。一斉送信の際に用いられることもあります。
引用:ビジネスメールの教科書
ほとんどのメールソフトが「宛先→件名→本文」の入力という構造ですが、
管理人は、「本文→件名→宛先」の順に入力することをお勧めしています。
本文ができると相応しい件名も作れますし、宛先を入れない限りは送信されることはありません。また、エンターキー連打などの誤操作による未完成のままうっかり送信も防げます。
最後の宛先は間違いないか落ち着く時間も作れます。
ヒューマンエラーの防止というのはなかなか難しいです。
ところで、CanPaymentの「実質的運営」はどこなんでしょうね。