Mpurseの特徴とインポート方法の解説

2020年01月04日

2020.1.4追記 Mpurseモバイル版が公開されました

先日、AskMona3.0爆誕の記事で触れたMpurseについてここではもう少し解説していきます。

 

Mpurseとは

Mpurseは、MONAとXMPのウォレットであり、ChromeもしくはFireFoxの拡張機能の1つです。

秘密鍵(パスフレーズ)も署名も完全にユーザー管理となります。

参考:開発者のtadajam氏の開発ブログ

 

Mpurseを利用したAskMona3.0と従来のAskMonaとの違い

従来のAskMona
掲示板内で投げあえるMONAのウォレットを内包していたため、実質的にカストデイ事業者の恐れがあった。(=顧客資産を預かっている状態であった)

AskMona3.0
AskMona3.0はMpurseと連携しているのみで、掲示板内で投げあえるMONAのウォレットはユーザー側で管理となっている。(=顧客資産を預かっていない)ゆえに、カストデイ事業者の適用外としている。
また、ログイン情報にMpurseを用いている事で手順の簡略化に成功している。

 

Mpurseのココがすごい
  • 従来型ウォレットのアドレス入力から送金だけでなく、サービスを利用しているユーザーの指定で送金が可能。
  • シームレスな送金が可能に。
  • AskMona3.0だけでなく他の連携したサービスの登場が期待できる。

 

Mpurseの同期(インポート)方法

Mpurseは、他の端末からの使用の場合、以下の手順で同期(インポート)が可能です。

※事前にパスフレーズをご用意ください。

※事前にChromeもしくはFireFoxの拡張機能からインストールを終えてください。

  1. ブラウザ右上のMpurseアイコンをクリックすると以下の同意画面が出るので「Accept」をクリック。
  2. パスワード入力画面が出るので設定し「Create」をクリック。
  3. 新しいウォレットが出来上がり、パスフレーズが表示されますがとなり(赤枠内)の「import」をクリック。
  4. 従来使っていたMpurseのパスフレーズを入力し、チェック事項を確認しチェックを入れて「Save」をクリックする。
  5. 以上でインポート完了です。

 

以上、非常に簡易ですがMpurseのちょっと解説でした。