11.「マイニング」
今回のテーマは「マイニング」です。
なんか初心者向けっぽい内容だ!
(前回のMonero記事から目をそらしつつ…)
■マイニングするとコインが貰えるって本当?
はい、本当です。
■マイニングの方法を教えてください
はい、実はですね、、、
と、進んでいくのが他ブログの定石ですが、
せっかくだから、俺は、仕組みだけを伝えるぜ!
マイニングのノウハウ伝授は他の皆さんに任せた!
■PoWの「数当てゲーム」に参加すること=採掘(マイニング)
結論から言ってしまうと、↑↑↑です。
採掘したいコインの設計に従って、計算式っぽいものが変わってきます。
・SHA-256
・scrypt
・X11
・CryptNight
・Lyra2REv2
・その他
組み合わせはオルトコインの設計時点で決まっています。
「SHA-256でmonero」「Lyra2REv2でDASH」みたいな組み合わせはNGです。
■マイニング報酬って、どこから出ているの?
良いところに気がつきましたね!
新たに見つかったブロック報酬+ブロックに含まれる取引の手数料
ブロックがすべて掘り尽くされた後は、取引手数料だけがマイニング報酬で払い出されます。
取引がなければ、ゼロになるということです。
よって、ブロックが数多く残っている若いオルトコインを選ぶのが、マイニングで収入を上げるコツです。(シットコインじゃなかったらね)
■コインの発行総数とブロック報酬、半減期
[0年目]
新しいオルトコイン「X」が出来ました。
マイニング開始です。
最初のマイナーAさんは、コインが生き残るかどうか不安に思いながら発掘していました。
[1年後]
オルトコイン「X」は大当たりでした。
マイナーBさんが 洗濯物を乾かすために 採掘を始めました。
マイナーAさんは 熱帯生活に嫌気がさして 採掘をやめてしまいました。
[2年後]
マイナーBさんも 洗濯物が乾いたので 採掘をやめました。
AさんとBさんは同じ数のコイン「X」を持つことになります。
Bさんは「X」が大当たりであることを確認してから参加できました。
・・・初期リスクをとったマイナーAさん、メリットありませんよね?
先行者(初期リスクを取った人)に対する報奨を確保するために「半減期」という概念があります。
一定以上ブロックが進むと、ブロック報酬として貰えるコイン数が半分になる仕組みです。
コイン「X」の半減期が半年だったとします。
すると、2年後に、マイナーAさんは、マイナーBさんの4倍のコイン「X」を持つことになります。
初期リスクに対する報酬、無事、受け取れましたね!
■モナコインの初期ブロック報酬、半減期は?
モナコインの初期ブロック報酬は50MONAです。
リリースされたのは2014年1月1日で、半減期は約3年周期。
つまり、今年です。
こちらでカウントダウンを行っています。
http://mona-coin.com/
あと1か月くらいですかね?
お祭りの日は近い!
各自、十分に用意をしておくように!!
■おまけ:PoW以外の場合は?
PoWと同じくブロック承認(Ploof of ●●●)に協力したアカウントに報酬が発生します。
POS系は採掘(マイニング)と表現していました。
DPOS系は鋳造(フォージング)
NEMは収穫(ハーベスト)ですね!
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さて次回は「プレマイン」に行ってみましょうか。
プレマインの概念をしっかりと理解しておかないと、
ICO(Initial Coin Offering)と詐欺の見分けがつきません。
テストに出るところなので、注目ですよ~
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